藤井聡太王位の「見たことがない一方的な負け」通算1勝7敗の“天敵”豊島将之竜王に苦戦が続く理由 将棋藤井聡太,豊島将之 2021/07/01 09:51 拡大する いつもとは真逆の展開だった。6月29、30日に行われたお~いお茶杯王位戦七番勝負の第1局。藤井聡太王位(棋聖、18)は豊島将之竜王(叡王、31)に104手で敗れた。両者とも持ち時間8時間のうち、1時間40分ほど残しての早い決着が、藤井王位の完敗だったことを物語っている。解説を務めた棋士からは「足をつかまれているようにぎこちない」「見たことがない一方的な負け」といったコメントが次々と出るほどだ。まだ七番勝負は始まったばかりではあるが、通算でも1勝7敗と大きく負け越す“天敵”に、なぜこれほど苦戦が続くのか。 続きを読む 関連記事