大谷翔平、1試合2個の申告敬遠も「俺でもそうする」「四球のリスクが小さすぎる」さらに高まるトラウト復帰待望論
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 エンゼルスの大谷翔平投手が、7月3日(日本時間4日)のオリオールズ戦で1回無死一塁から四球、2回二死三塁からは申告敬遠で一塁に歩いた。さらに6回2死三塁からも、この日2度目の申告敬遠を受けた。フルカウントになった第1打席はさておき、第2打席はまだ2回という序盤での申告敬遠で、地元ファンからは大ブーイング。一方、中継していたABEMAのファンからは「そりゃそうだ」「俺でもそうする」「四球のリスクが小さすぎる」と、采配にやむなしという声も多かった。同時に多く寄せられたのが、大谷の同僚・トラウトの復帰を待ち望む声だ。

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 トラウトはシーズンMVPに3回輝いたこともあり、例年3割30本を記録するようなエンゼルスの中心選手。2020年には球団史上5人目となる通算300本塁打も達成し、大谷とのコンビがエンゼルス打線に破壊力を与えていた。ただ今シーズンは5月に足を痛めて戦線離脱。現在はチームに帯同、復帰も近いと見られているだけに、ファンからはコンビ復活が待ち遠しいところだ。

 「2番・DH」が主な打順である大谷にとって、後ろを打つトラウトの存在は絶大だ。大谷を四球で出塁させても、後続の打者がチャンスを活かせなければ、驚異の打撃を誇る大谷と勝負する必要がない。逆にトラウトが控えれば、相手からすればピンチを拡大することにもなり、この日のような序盤からの申告敬遠などは機会が大きく減る。ファンからも「トラウトが戻ればこれがなくなる」「トラウト早く帰ってきてー」という声が続くのも当然だ。

 現在、年間60本に迫るペースで打ちまくる大谷だが、この記録を後押しするのは頼れる相棒の復活。左右の強打者が揃うことが、毎打席起こる大谷への「MVP」コールも実現に近づく。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

エンゼルス vs オリオールズ
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