<大相撲七月場所>◇初日◇4日◇名古屋・ドルフィンズアリーナ
元横綱・若乃花の花田虎上が、6場所連続休場明けで自身の進退をかけている横綱・白鵬(宮城野)について「全然調子はよくない」「相手十分になられている」と、初日の取組について指摘した。
白鵬は直近6場所で全休4場所、途中休場2場所で、3月には右ひざの手術を受けた。今場所に進退をかけるといわれており、初日からその取組に注目が集まった。立ち合いから張り差しでペースをつかみにいき、左四つがっぷりで胸が合うと、力がこもる相撲になったが最後は明生の外掛けを逆用し、土俵際の掛け投げで勝利。勝利への執念が溢れたのか、取組後には思わずガッツポーズも出た。
気迫が出たともいえる内容ではあったが、中継していたABEMAで解説していた花田は「白鵬は勝っていますけど、全然調子よくないですよ。相手十分になられている」と、内容を解説。むしろ明生が外掛けに行かず、落ち着いて寄っていけば白鵬も危なかったと加えた。
この日は右足に足袋、右ひざと左足にはサポーターが見られた。下半身の不安があることについて「白鵬が休場して出てくる時によくあるのは瞬発力で勝つこと」と、早い勝負に徹すると注目。どれだけ足、ひざに負担をかけずに戦えるかも、15日間戦い抜き、優勝争いに加われるかの大きなポイントのようだ。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)
■Pick Up
・キー局全落ち!“下剋上”西澤由夏アナの「意外すぎる人生」
・現役女子高生の「リアルすぎる日常」をのぞき見
・スポーツコンテンツに適したの“ライブ特化型広告”って何?