将棋の藤井聡太王位・棋聖（18）が7月6日、順位戦B級1組の4回戦で久保利明九段（45）と対局中だ。3日には棋聖のタイトルを初防衛。最年少での防衛と九段昇段を果たしたが、休むまもなく振り飛車党のエースと対戦。過去5局同様に、本局も藤井王位・棋聖が居飛車、久保九段が振り飛車（四間飛車）という対抗形の出だしになった。
【中継】順位戦 B級1組 第4回戦 藤井聡太王位・棋聖 対 久保利明九段
初のA級入りを目指し「鬼の棲家」とも呼ばれるB級1組に初参戦した藤井王位・棋聖は、現在2勝1敗。3連勝が3人で、昇級枠の上位2人に入るべく、先頭集団から離されないように追いかけている状況だ。勝敗数が並んだ場合、前年の成績をもとにした順位が優先されるが、昇級したばかりの藤井王位・棋聖は13人中11位。3連勝の3人のうち、順位が上なのは4位の郷田真隆九段（50）、7位の千田翔太七段（27）。両者ともこれから直接対決があり、1差を維持しながらその時を待ちたいところだ。
対戦相手の久保九段は振り飛車の名手として知られ、さらには「捌きのアーティスト」とも呼ばれるテクニシャン。終盤の粘りも巧みで、仮に優勢で終盤を迎えても、すんなり勝つのは非常に難しいベテランだ。
持ち時間は各6時間で、先手は藤井王位・棋聖。ABEMAではこの対局を終了まで、生放送する。
【昼食の注文】
藤井聡太王位・棋聖 肉なん定食（うどん） 久保利明九段 一口ヘレカツ
【昼食休憩時の持ち時間】
藤井聡太王位・棋聖 5時間10分（消費50分） 久保利明九段 5時間4分（消費56分）
（ABEMA／将棋チャンネルより）
