藤井聡太王位・棋聖、山崎隆之八段との熱戦に勝利で四冠挑戦へ前進 挑戦者決定三番勝負にあと1つ/将棋・竜王戦決勝トーナメント
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 将棋藤井聡太王位・棋聖(18)が7月10日、竜王戦決勝トーナメント準々決勝で山崎隆之八段(40)に94手で勝利、初の挑戦者決定三番勝負まであと1勝と迫った。

【中継】竜王戦 決勝トーナメント 藤井聡太王位・棋聖 対 山崎隆之八段

 2組ランキング戦で優勝、史上初のランキング戦5期連続優勝という記録を引っさげて本戦に進んだ藤井棋聖は、過去0勝1敗だった山崎八段と相掛かりの出だしからじっくりとした戦いに。対局開始から11時間経過した午後9時の段階でも、両者の形勢は全く互角で、両者の持ち時間も30分を切るという、非常に息詰まる対局となった。形勢が動き始めたのは、いよいよ残り時間もわずかになってから。チャンスを逃さない藤井王位・棋聖がわずかなリードを一気に拡大すると、粘る山崎八段に逆転を許さず勝ち切った。

 対局後、藤井王位・棋聖は「序盤から構想が難しい将棋になりました。先手玉の広さを活かされる展開になってしまって、終盤は自信のない展開が長かった気がします」と内容を振り返ると、挑戦者決定三番勝負にあと1つに迫ったことには「竜王戦ベスト4まで進んだのは初めてだと思うので、次は非常に大きな一局になりますがいい状態で臨めるようにしたいです」と、先を見据えていた。

 3日には棋聖のタイトルを防衛し、最年少での防衛と九段昇段を果たした藤井王位・棋聖だが、今度もタイトルの防衛、挑戦の予定が組まれている。13、14日に行われる王位戦七番勝負の第2局では豊島将之竜王(叡王、31)と対戦。自身2つ目となる防衛戦の真っ最中だ。さらに25日には、叡王戦五番勝負が開幕。今度は挑戦者として豊島叡王と戦う。この竜王戦でも挑戦権を得れば、豊島竜王とは王位戦・叡王戦・竜王戦と1シーズンで3つのタイトル戦で争う合計“十九番勝負”だ。

ABEMA/将棋チャンネルより)

第34期 竜王戦 決勝トーナメント 藤井聡太王位・棋聖 対 山崎隆之八段
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第4回ABEMAトーナメント予選Eリーグ 第二試合 チーム渡辺VSチーム斎藤
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お~いお茶杯第62期王位戦七番勝負 第二局1日目 藤井聡太王位 対 豊島将之竜王
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