“麻雀界最強アフロ”友添敏之、帰ってきた大舞台「完璧に仕上がっている」/麻雀・Mリーグ
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 “麻雀界最強アフロ”が大舞台に帰ってきた。プロ麻雀リーグ「Mリーグ」の2020シーズン優勝チーム、EX風林火山のドラフト会議指名選手を決めるオーディションの準決勝が、7月12日からスタートする。予選2位の友添敏之(最高位戦)は、アフロヘアが特徴的な個性派雀士。確かな雀力とその明るい性格からファンも多い。「3年ぐらいずっと負けてきた」スランプからついに脱出し「この1年ぐらいめちゃめちゃ勝っている」と、この大チャンスを予想していたかのように、最高の状態でこの時を迎えた。

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 2018年に始まったMリーグ。友添は戦う側ではなく応援する側にいた。雀荘の経営者でもあり、強豪雀士でもあったが、Mリーグ誕生のタイミングでは選手にはなれなかった。「7年半ぐらい前に最高位戦日本プロ麻雀協会に入った後、ストレートで昇級して、新人王も取った」と順風満帆だったが、団体の看板を背負って出場した「麻雀駅伝」において、大事な局面でまさかの少牌。ここから調子を崩すと、それまでの好調ぶりがうそのように「それから全部の対局で負けるようになった」。リーグ戦も2ランク降級。さらに声がかかっても「禊のために出ないことにした」と誘いを断った。苦しみ続けた3年間を経て「この1年ぐらいで禊が終わった」と、ついに光が差してきた。

 プレイスタイルは、ゲームの中での最適を発見していくタイプ。簡単に言えば「勘」だ。「メンツのハーモニーで起こる出来事が全然違う。麻雀の読みの部分のような、一本槍の技術は他の人の方がめちゃくちゃすごい」。研究仲間でもある渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)については「考えていることの次元が5個も10個も違う」というが、プレイヤー同士の関係を読み取って戦い抜く方法は「僕の方がすごい」と負けていない。

 既にMリーグ入りを果たした後の目標まで立ててある。「とりあえず3ケタプラスですね。(給料も)出来高で十分なくらい」と、強気は崩さない。スランプに入った時も、支えてくれた多くの仲間、ファンを喜ばせるためには、自分の優勝が必要だ。「僕は僕のために一生懸命やって、その人たちにも喜んでもらいたい」。思い描くのは、みんなで笑顔になる優勝だ。

◆EX風林火山ドラフト会議指名選手オーディション

 2021シーズンに戦力補強として選手の追加を発表したEX風林火山が、2020シーズンに発表した企画。Mリーグと同じく日本プロ麻雀連盟、最高位戦日本プロ麻雀協会、日本プロ麻雀協会、RMU、麻将連合のプロ5団体に所属するプロであればエントリーが可能。書類選考、予選会を経て8人が準決勝に進出。さらに4人が決勝に進み、優勝者が指名の権利を得られる。対局でのポイントのほか、ファンによる投票も加算される。

(ABEMA/麻雀チャンネルより)

EX風林火山 メンバーオーディション
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EX風林火山優勝インタビュー
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Mリーグ 配信情報まとめ
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