藤井聡太王位、豊島将之竜王 第2局は両者得意の「角換わり」でスタート/将棋・王位戦七番勝負
【映像】ABEMAでみる

 将棋藤井聡太王位(棋聖、18)が7月13日、お~いお茶杯王位戦七番勝負の第2局で豊島将之竜王(叡王、31)と現在対局中だ。今年2つ目の防衛戦だが第1局で敗れ、シリーズの流れを考えても、本局は絶対に落とせないところ。両者得意とする角換わりからスタートしたが、序盤からどんな進行をたどるか。昼食休憩前には、豊島竜王が1時間半を超える大長考にも入った。

【動画】お~いお茶杯第62期王位戦七番勝負 第二局1日目 藤井聡太王位 対 豊島将之竜王

 現在の将棋界において、「4強」と呼ばれるタイトルホルダーがリードしている状況だが、藤井王位と豊島竜王に関しては、過去の対戦成績で極端な数字が出ており、藤井王位棋聖が1勝7敗と大きく負け越している。今年1月には朝日杯将棋オープン戦で初勝利をしたものの、長時間対局では一度も勝てていない。前日の会見でも「差をつけられてしまうと厳しいと思っているので、序盤から読みを入れて指したい」と警戒するなど、早い局面から長考を入れてでも、わずかなポイントを逃さない構えだ。

 豊島竜王は、積極的な棋風でタイトル6期を獲得している実力者。藤井王位と同じ愛知県出身の棋士で、藤井王位が小学生だったころにも、練習将棋を指したことがある。プロ入り後の直接対決では明確に勝ち越しているが、後輩の天才棋士に対しては「特別な才能を持った方」とも語っており、まるで隙を見せる様子もない。

 持ち時間は各8時間の2日制で、先手は豊島竜王。ABEMAではこの対局を終了まで生放送するほか、カメラの視点が切り替えられるマルチアングル放送も実施している。

【昼食の注文】

藤井聡太王位 蒸し鶏の葱塩ソースがけ・お茶 豊島将之竜王 蒸し鶏の葱塩ソースがけ・アイスティー ホット紫蘇

【昼食休憩時の残り持ち時間】

藤井聡太王位 6時間42分(消費1時間18分) 豊島将之竜王 6時間10分(消費1時間50分)

(ABEMA/将棋チャンネルより)

お~いお茶杯第62期王位戦七番勝負 第二局1日目 藤井聡太王位 対 豊島将之竜王
お~いお茶杯第62期王位戦七番勝負 第二局1日目 藤井聡太王位 対 豊島将之竜王
お~いお茶杯第62期王位戦七番勝負 第二局1日目 藤井聡太王位 対 豊島将之竜王
お~いお茶杯第62期王位戦七番勝負 第二局1日目 藤井聡太王位 対 豊島将之竜王