連敗阻止へ藤井聡太王位、42手目を封じ手 形勢は豊島将之竜王“やや有利”で2日目へ/将棋・王位戦七番勝負
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 将棋のお~いお茶杯王位戦七番勝負の第2局が7月13日に行われ、藤井聡太王位(棋聖、18)が42手目を封じ手とし、1日目を終えた。明日14日の午前9時ごろに開封され、挑戦者の豊島将之竜王(叡王、31)の手番から再開する。形勢は豊島竜王がやや有利と見られ、持ち時間でも約1時間リード。第1局を落としている藤井王位は、勝負の2日目でどこまで巻き返せるか。

【動画】お~いお茶杯第62期王位戦七番勝負 第二局1日目 藤井聡太王位 対 豊島将之竜王

 第1局を豊島竜王の完勝で迎えた第2局。2つ目のタイトル防衛を目指す藤井王位にとっては、シリーズの流れを決める番勝負の偶数局ということもあり、なんとか星を五分に戻したいところだ。

 両者得意とする角換わり(早繰り銀)の最新形から始まると、序盤こそ指し手が早かったものの、駒組みを終えたあたりから長考合戦に。35手目に豊島竜王が108分の大長考を入れると、直後の36手目には藤井王位も84分の長考。さらに封じ手直前の41手目には豊島竜王が66分。藤井王位も73分考えたまま封じ手に入るなど、それぞれ2回ずつ1時間超えの長考が入った。

 形勢としては豊島竜王がやや有利と見られており、持ち時間でも約1時間リード。ABEMAで解説をしていた遠山雄亮六段(41)も「豊島さんが、手応えを感じて(1日目を)終えたのでは」としていた。

【封じて時の残り持ち時間】

藤井聡太王位 3時間44分(消費4時間16分) 豊島将之竜王 4時間41分(消費3時間19分)

(ABEMA/将棋チャンネルより)

お~いお茶杯第62期王位戦七番勝負 第二局1日目 藤井聡太王位 対 豊島将之竜王
お~いお茶杯第62期王位戦七番勝負 第二局1日目 藤井聡太王位 対 豊島将之竜王
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