<大相撲七月場所>◇十二日目◇15日◇名古屋・ドルフィンズアリーナ
もう誰にも止められそうにない。今場所も終盤に差し掛かってきた十二日目、横綱・白鵬(宮城野)と大関・照ノ富士(伊勢ヶ濱)が揃って危なげなく勝ち星を挙げ、初日から12連勝を飾った。これで優勝争いは白鵬と照ノ富士の2人に絞られる構図となった。
横綱昇進を目指す照ノ富士は小結・明生(立浪)と対戦。激しい攻めをものともせずに受け止めると、右四つに組んで気迫溢れる極め倒しで圧勝。白鵬は関脇・御嶽海(出羽海)と対戦し、立ち合い張り差しをせずに右四つに組むと右下手をしっかりと掴み、その後は左上手もとって十分な形で寄り切った。白鵬と照ノ富士は無傷の12連勝。優勝争いは3敗で前頭十枚目・玉鷲(片男波)と前頭十一枚目・琴ノ若(佐渡ヶ嶽)が追いかけていたものの、残り3日となり直接対決を控えているため白鵬と照ノ富士の一騎打ちがほぼ確実となった。
優勝争いが白鵬と照ノ富士に絞られたことを受けて、ABEMAで解説を務めた元小結の旭道山は「(他の力士が)千秋楽で絡んできたら面白いんですけど、やっぱり現実には筋書きがありませんからね」とコメント。6場所連続休場から復帰して快進撃を見せる白鵬について「こうやって見るとやっぱり横綱は横綱なんだなっていう」と感嘆しつつ、「最後の最後まで盛り上がって欲しいし、若い人たちも頑張って欲しいなと思います」と語った。
揃って無敗をキープした白鵬と照ノ富士の取組に、視聴者からは「全勝すごい」「誰も歯が立たず」「強すぎるんやで」「ここまで来たら千秋楽の全勝対決が見たい」といった声が相次いで寄せられた。(ABEMA『大相撲チャンネル』)
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