【米大リーグ】エンゼルス５－６マリナーズ（7月16日・日本時間17日 アナハイム／エンゼル・スタジアム）
エンゼルスの大谷翔平投手が、本拠地で行われたオールスター明け、後半の開幕戦に「2番・DH」で先発出場を果たした試合で、大谷の現地での注目度の高さを象徴するある出来事に対して専門家が「滅多にないこと」と驚きを交えてコメントする場面があった。
「OHTANI：DUE UP 1ST NEXT INNING」
それは対戦相手であるマリナーズの6回表の攻撃中、2アウトとなった場面での出来事だった。画面右下に「次の回の先頭打者は大谷」と英語の字幕が登場すると、ABEMAでこの試合の解説を務めたメジャーリーグアナリストの福島良一 氏が「普段、なかなかこういうのは出ないんですよ」と驚きを交えてコメントした。
その言葉を受け、実況を務めた節丸裕一アナウンサーが「（現地映像に）英語でもこういう表示が出ていて、つまり、アメリカでテレビを見ているファンの方々へのメッセージですからね。本当に異例ですよね」と応じると、さらに福島氏が「こういうのは滅多にないんですよ。それだけみんな、大谷に注目してテレビを見ているということですよね」と続いた。
注目を集めた6回裏の大谷の打席は空振り三振であったが、大谷はこの日、３ー６と３点差に追い上げて迎えた９回裏の第５打席、二死から二、三塁にランナーを置きマリナーズ守護神のグレーブマンから１点差に迫るセンター前への２点タイムリーを放った。その際、一塁ベースを回った大谷が珍しく声を上げ、両腕を振り上げて感情を露わにする場面があり、ファンからは「吠えた！」「めっちゃ喜んでるｗ」などの反響も寄せられていた。
大谷のタイムリーで1点差に追い上げたものの、チームは後続が倒れ惜敗している。大谷の打撃成績はレフトフライ、ライトフライ、空振り三振、空振り三振、センター前２点タイムリーヒットだった。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
