<大相撲七月場所>◇十四日目◇17日◇名古屋・ドルフィンズアリーナ
横綱の白鵬(宮城野)が大関・正代(時津風)を浴せ倒しで破って14連勝を飾った一番。その立ち合い、白鵬の奇策に館内がどよめいた。
立ち合い、仕切り線から土俵際いっぱいまで下がった白鵬。すると、館内からはどよめきが沸き起こった。その後、左を張って右をおっつけると、さらに右からの強烈な張り手を一発。頭を下げた正代だったが、間を取って様子をうかがうと、ここで館内のどよめきが一転して拍手に。
その後、さらに左を張った白鵬が右四つになると、土俵際で浴びせ倒して無傷の14連勝。一方、敗れた正代は7敗目を喫した。
この館内がどよめいた一番について、ABEMAで解説を務めた元若乃花の花田虎上氏は「白鵬からしてみたら、正代の当たりを受けたくなかったのでは」と切り出すと、取組前に正代について「一気に持って行けばいい」と話していた花田氏は「白鵬はそれを読んでさせてなかった」と白鵬の奇策に理解を示す一方「ただ、実力ある横綱が後ろに下がってああいうことをやるのは、いかがなものかという意見も出てくると思う。見てる方は面白いが、難しいところです」と複雑な心中を明かした。
なお、大関・照ノ富士(伊勢ケ浜)も全勝を死守しており、明日の千秋楽では、賜杯をかけ全勝同士の大一番を迎えることになる。(ABEMA『大相撲チャンネル』)
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