プロ将棋界唯一の団体戦「第4回ABEMAトーナメント」の予選リーグ全試合が終了し、AからEまで5つに分かれたリーグから、予選通過の全10チームが決定した。また、同時に本戦トーナメントの組み合わせ抽選結果も発表され、藤井聡太王位・棋聖(18)率いるチーム藤井は、昨年予選で2連敗した広瀬章人八段(34)がリーダーのチーム広瀬と2回戦で激突。本戦開幕カードはチーム羽生とチーム糸谷になった。

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 予選リーグの1、2位が本戦に進む中、予選2位の5チームから1チームだけ2回戦からの出場になる抽選が行われ、運良く選ばれたのはチーム広瀬。ただ、この相手が優勝候補の筆頭、チーム藤井だった。昨年、藤井王位・棋聖はチーム永瀬のメンバーとして参加したが、この時は予選で広瀬八段に2連敗。個人戦だった第1回、第2回通じて、唯一連敗を喫した相手だ。今年はリーダー同士にもなり、準決勝進出をかけて激しい火花を散らす。

 2位同士が戦う1回戦で、開幕カードになったのが羽生善治九段(50)が率いるチーム羽生と、糸谷哲郎八段(32)がリーダーのチーム糸谷。チーム羽生は、予選Cリーグで3チームが勝敗数・得失点差で並ぶという大激戦の中、抽選で勝ち上がった。負ければ予選敗退という中、逆転勝利した羽生九段の戦い様はファンの心を打った。チーム糸谷は、変幻自在な棋風の持ち主が揃った3人組で、大会前の動画収録からファンに興奮と笑いを届けている。

 このほか、注目カードは前年優勝のチーム永瀬と、準優勝のチーム渡辺が2回戦で早くも対戦。優勝候補同士による、激しいつぶし合いは必見だ。

◆第4回ABEMAトーナメント 第1、2回は個人戦、第3回からは3人1組の団体戦として開催。ドラフト会議で14人のリーダー棋士が2人ずつ指名。残り1チームは、指名漏れした棋士がトーナメントを実施、上位3人が15チーム目を結成した。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。チームの対戦は予選、本戦トーナメント通じて、5本先取の9本勝負。予選は3チームずつ5リーグに分かれて実施。上位2チーム、計10チームが本戦トーナメントに進む。優勝賞金は1000万円。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

堂々の予選1位通過
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注目の本戦トーナメント
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チームの雰囲気もばっちり
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