期待通りの1回戦だった。好カードが並んだRISEのビッグマッチ、7月18日の大阪大会で特に注目されていたのは、53kg級のトーナメント。
 ハイレベルな選手がしのぎを削るこの階級、その中でもトップ選手ばかりが集った。加えて、那須川天心が“強敵認定”する志朗が55kgから落としてきた。那須川も参加メンバーを聞いて興奮、そのクオリティに太鼓判を押すほどの陣容だ。
 メインイベントでは、ムエタイで数々の実績を残してきた石井一成を、RISE王者の大崎一貴が下した。両者はこれまで3度対戦し、大崎の1敗2分。念願の打倒・石井を大舞台で果たしたことになる。