月の影響で2030年代中盤に冠水被害が増える? NASAが見通し発表 「今から対策しないとツケが回ってくる」 ABEMAヒルズ 2021/07/23 15:20 拡大する 今月7日、NASA(=アメリカ航空宇宙局)の研究チームは、全米各地の沿岸部で2030年代中盤に満潮時の冠水被害が増加するとの見通しを発表した。【映像】2019年 米オクラホマ州を襲った水害(2:45~) 「背景には、地球温暖化に伴う長期的な海面上昇がある。これにより、あらゆる場所で海面が上昇している。しかし、海面の変化を引き起こすほかの要因に目を向けた時、私たちはある1つの要因に注目した。私たちが『ノーダル・サイクル』と呼んでいるものは、基本的に月や地球の向きに関するものだ。何が起こるかというと、およそ20年という非常に長い周期の信号があり、月の影響で潮汐が変化する。このことが基本的な海面上昇と一致するということを私たちは発見した。そして、2030年から2040年の間に洪水が発生すると考えられる」 続きを読む 関連記事