【米大リーグ】エンゼルス－ロッキーズ（7月27日・日本時間28日 アナハイム／エンゼル・スタジアム）
エンゼルスの大谷翔平投手が、ロッキーズ戦に「2番・DH」で先発出場。3回、無死一、二塁のチャンスで迎えた第2打席は空振り三振に倒れたものの、ホームランを期待する観客たちはこぞってスマートフォンで動画を撮影。あらためて大谷への注目度の高さが伺えるシーンとなった。
第1打席では痛烈な当たりを放ちながらもファーストライナーに倒れていた大谷。ロッキーズに5点のリードを許した3回の第2打席、無死一、二塁というチャンスで大谷がバッターボックスに向かうと、エンゼル・スタジアムに集った地元ファンは拍手喝采で出迎える。序盤から一方的な展開で敗戦ムードが漂う中、大谷の豪快な一発による反撃に期待する空気が球場全体を覆い尽くした。
ロッキーズの先発左腕・ゴンバーが大谷に対して2球目を投じようと構えたところで、中継の映像は三塁側スタンドからフィールド方向を捉えたカメラにスイッチ。すると多くの観客がスマートフォンを掲げて打席に立つ大谷の姿を撮影しており、ABEMAの中継で実況を務めた上野智広アナも思わず「みんな動画撮ってます」と苦笑交じりにコメント。視聴者からも「スーパースターやな」「面白い光景」「期待のされ方すげえ」「やっぱりみんな大谷見に来てるんやなぁ」と感嘆の声が上がった。
この打席では“ホームラン待ち”のファンの願いは届かず、アウトコースの変化球にタイミングが合わず空振り三振。しかし大谷は続く第3打席、右中間スタンドに飛び込む特大の36号2ランを放ち、スタジアムは今度こそお祭り騒ぎに。スマートフォンを構えていた観客も、しっかりとその勇姿を動画に収めることに成功したに違いない。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
