将棋の朝日杯将棋オープン戦一次予選が7月30日に行われ、阿部光瑠六段(26)が鈴木大介九段(47)に147手で勝利した。阿部六段はこれで第4ブロック準決勝に進出。二次予選進出にあと2つと迫った。
振り飛車党の鈴木九段が三間飛車を選んだのに対し、オールラウンダーの阿部六段は居飛車を選んで、対抗形で対局はスタート。両者とも棋界を代表する早見え早指しの棋士らしくスピーディーに指し進めると、形勢は中盤以降、じわじわと阿部六段に。終盤では一時、鈴木九段に一気に傾く場面も見られたが、その後に持ち直すと最後は即詰みに討ち取った。
朝日杯は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人によるトーナメントで、近年では藤井聡太王位・棋聖(19)が4回出場し3回優勝している。
(ABEMA/将棋チャンネルより)