村山慈明七段、根性の相入玉 点数勝負で稲葉陽八段の連勝止める/将棋・ABEMAトーナメント 将棋 2021/07/31 19:33 拡大する プロ将棋界唯一の団体戦「お~いお茶presents第4回ABEMAトーナメント」の本戦トーナメント1回戦第2試合、チーム稲葉とチーム斎藤の対戦が7月31日に生放送され、第3局でチーム斎藤・村山慈明七段(37)が、チーム稲葉・稲葉陽八段(32)に勝利。この試合、チーム初勝利を挙げた。【動画】お~いお茶presents第4回ABEMAトーナメント チーム稲葉VSチーム斎藤 村山七段の先手角換わりから始まった一局は、形勢・持ち時間ともに稲葉八段のペースで進んだと見られたが、終盤に入ったところで村山七段が挽回。稲葉八段も粘りを見せ、自玉の上部脱出に成功すると、村山七段も同じく脱出し、なんと相入玉に。最終盤ではひやりとする場面もあったが、大きく点数で上回った村山七段が逃げ切った。対局後には「途中すごくよくなった局面があったんですが、うまく粘られて入玉されてしまいました。それでも自分らしい将棋が指せたと思います」と、勝利を噛み締めていた。 続きを読む