【米大リーグ】エンゼルス3-8アスレチックス(8月1日・日本時間2日 アナハイム/エンゼル・スタジアム)
エンゼルスの大谷翔平投手がアスレチックス戦に「2番・DH」で先発出場。メジャー初となる1試合2つの併殺を含む4打数無安打に終わりチームは逆転を許して借金1となったが、大谷のバットから快音が聞かれなかったこの試合で、違った形でファンの注目を集める場面があった。それは、1試合2併殺を喫した8回裏の第4打席。大谷の地を這うような打球を見事なグラブさばきで処理し、大谷の俊足を封じて「4-6-3」のダブルプレーを成立させたア軍・二塁手ハリソンとのあるシーンだ。
打球を処理したハリソンは二塁のベースカバーに入ったショート・アンドリュースに素早く正確な送球をみせると、ダブルプレーを確信したかのように一塁側のベンチへ向かって走り始めた。
すると次の瞬間、一塁ベースを駆け抜けた大谷とあわや接触のシーンがあり、驚いた大谷が両手を広げて衝突を回避すると、ハリソンも大谷に向かって右手を伸ばし、サイドステップを踏みながら大谷から遠ざかった。
互いにスピードが緩んだ状態での場面だったこともあり事なきを得たが、一歩間違えばのシーンにファンからは「せめてケガだけは…」「ヒヤッとした」など安堵の声が、一方、見せ場なく自身メジャー初の1試合2併殺を喫した大谷に対しては「ドンマイ」「三振よりはいい」「また明日に期待しよう」など励ましの声が寄せられていた。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)