藤井聡太王位・棋聖(19)が8月3日、叡王戦五番勝負第2局で豊島将之叡王(竜王、31)と現在対局中だ。注目の戦型は角換わり(早繰り銀)に。両者の対局としては3局連続で角換わりとなった。藤井王位・棋聖は勝てば最年少での三冠に王手。豊島叡王は、初防衛に向けて巻き返しなるか。
【中継】叡王戦 五番勝負 第二局 豊島将之叡王 対 藤井聡太王位・棋聖
同じ愛知県出身のタイトルホルダー同士の対決は、豊島叡王が通算で7勝4敗とリード。ただ、初対戦から豊島叡王が6連勝したものの、藤井王位・棋聖は初勝利を挙げてから4勝1敗。直近でも3連勝するなど、これまで多く用いられていた「苦手」「天敵」という表現も、ほぼ見られなくなってきた。両者もこれまでの各種インタビューで周囲ほど対戦成績について意識している発言がなく、いよいよ2人の感覚と勝敗数が近づいてきたようだ。
直近の対局では、豊島叡王が序中盤から工夫を凝らし積極的に主導権を握りに出るところを、藤井王位・棋聖が互角、もしくはやや不利ながら食らいつき、勝負の終盤で競り合いにもつれ込むという展開が続いている。叡王戦五番勝負は、タイトル戦の中でも最も時間が短いだけに、早い時間から注目の一手が飛び出すかもしれない。正午からの昼食休憩までに41手目まで進行。形勢は全くの互角だ。
持ち時間は各4時間で、先手は豊島叡王。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。また、視点を変えられるマルチアングル放送も同時に実施中だ。
【昼食の注文】
豊島将之叡王 甲州牛の特製カレーライス 藤井聡太王位・棋聖 カレーうどん御膳 鰹出汁の和風ポークカレー
【昼食休憩時の残り持ち時間】
豊島将之叡王 2時間33分(消費1時間27分) 藤井聡太王位・棋聖 2時間28分(消費1時間32分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)