【米大リーグ】レンジャーズ4-1エンゼルス(8月2日・日本時間3日 アーリントン/グローブライフ・フィールド)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場した敵地でのレンジャーズ戦で、ファンを興奮させるファインプレーが生まれた。2回、レンジャーズのセカンドを守るイバネスが、センターへ抜けようかというゴロを好捕。座ったままの姿勢から体をひねって一塁へと送球し、見事にアウトを奪ってみせると「これぞメジャー」「体幹えぐい」などファンが騒然となり、実況も「座ったままの体勢から…」とただただ驚嘆した。
両チームともに無得点で迎えた2回、打撃のいいキャッチャーとしてスタメンに定着しているエンゼルスの4番・スタッシがピッチャー返しを放つ。すると二遊間に転がった打球に対して、セカンドを守るイバネスがアグレッシブにアプローチ。滑り込みながら逆シングルでボールをキャッチすると、体勢を崩したまま上半身をひねって一塁へとスローイング。この送球がピタリとファーストミットに収まると、地元のレンジャーズファンからは大歓声が上がった。
レンジャーズの先発右腕・ダニングも拍手を送ったファインプレーを受けて、ABEMAの視聴者からは「これはすばらしい」「なんで届くんだ」「日本では見られないプレー」「内野守備は本当かなわんな」「これがメジャーの守備」など絶賛のコメントが殺到。また「なんつー肩してんの」「体幹えぐいな」「腹筋やべえ」「リストの強さが違うな」など、メジャーリーガーの身体能力の高さにあらためて感嘆するファンも続出した。
また中継で実況を務めたDJケチャップ氏も「素晴らしいプレー! シッティングスローというんでしょうか。座ったままの体勢から……」と驚嘆したイバネスのスーパーな美技。味方の好守に助けられたレンジャーズのダニングは、大谷をはじめ強打のエンゼルス打線を相手に5回1失点の力投を見せた。またこの日の大谷は4打数無安打。第1打席がショートライナー、第2打席は空振り三振、第3打席が二ゴロ、第4打席は見逃し三振と良いところがなく、チームも4連戦の初戦を白星で飾ることはできなかった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)