藤井聡太王位・棋聖（19）が8月3日、叡王戦五番勝負第2局で豊島将之叡王（竜王、31）と現在対局中だ。角換わりで始まった一局は、両者とも形を悪くしながらもバランスを取り合う難解な中盤が続くことに。午後4時の時点で形勢はほぼ互角で、持ち時間でもほとんど差がない。お互い残り持ち時間が約1時間で、ここから指し手も展開のペースも一気に上がっていく。
【中継】叡王戦 五番勝負 第二局 豊島将之叡王 対 藤井聡太王位・棋聖
序盤、中盤と全くの互角で進む展開は、叡王戦第1局と同じ。第1局では、ここから藤井王位・棋聖が終盤にかけてすっと抜け出し、そのまま勝ち切った。過去、豊島叡王が藤井王位・棋聖に勝ってきた展開は、序中盤で豊島叡王がリードし、そのまま逆転を許さずに突き放していくというケースも多かっただけに、藤井王位・棋聖からすればうまく食らいつき、このまま得意の終盤まで持ち込めれば、三冠に王手をかける勝利も見えてくる。
持ち時間は各4時間で、先手は豊島叡王。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。また、視点を変えられるマルチアングル放送も同時に実施中だ。
【午後4時時点での残り持ち時間】
豊島将之叡王 1時間4分（消費2時間56分） 藤井聡太王位・棋聖 57分（消費3時間3分）
（ABEMA／将棋チャンネルより）
