ガールズバンド「たけやま3.5」のヴォーカルを務める9頭身美女・武田雛歩(連盟)が、緊張の麻雀放送対局デビューだ。今年3月、日本プロ麻雀連盟のプロ試験に合格した武田は、「RTD Girls Tournament 2021」に参戦。「初めての経験で、ドキドキ感が違いますね。めちゃくちゃ緊張しました」と初々しい反応を見せた。プロ雀士としては、まだキャリアが半年にもならない中、バンドに続き麻雀でも“デビュー”を果たした直後の心境を聞いた。
【中継】RTD Girls Tournament 2021 予選2日目
武田は2021年の3月にプロテスト合格。ただ、前年も同じテストを受験し、この時は不合格だった。「プロになるまでも、ものすごく大変でした。放送対局は緊張しますね。バンドはバンドで緊張するんですけど、歌ってみると緊張せずにやれたりするんです。でも麻雀はすごく考えることが多いので、それで緊張しますね」と、難しさを実感した。
プロになるまでは、地元松山の雀荘で週6日は勉強にと足を運んだ。芸能仕事との両立は決して簡単ではなく、現在もツアーの真っ最中。「歌手と麻雀プロの二刀流ですね」と微笑んだ。「RTD Girls Tournament 2021」には、中田花奈(連盟)、伊達朱里紗(連盟)、篠原冴美(協会)、長澤茉里奈(協会)というように、芸能関係の仕事をしながらプロとして戦っている者が多数参加している。「私はバンドだけなんですが、みなさん大変そうですよね。すごく尊敬しています」と真っ直ぐな目をした。
もちろんプロになることは通過点。ここから活躍してこそ、練習に付き合ったプロや、応援してくれるファンに報いることになる。「少しでも結果を残せるように頑張りたいです」と語ると、プロ麻雀界の最高峰「Mリーグ」については、「半端な気持ちじゃなれない。なるならそこに一直線じゃないといけないという気持ちがあります。今は雀士として強くなりたいし、すごく強くなって、その時はおばあちゃんになっているかもしれないですが、その時にもし選ばれたらなりたいです」と語った。ようやくプロ雀士の道を歩き出したばかりの武田。バンドで歌うようにのびのび打てるまでになれば、夢の舞台は自然と近づいてくる。
◆RTD Girls Tournament 2021 全8選手が参加し、予選は1日4試合を2日間、計8試合を行い、1人4試合に出場する。上位6人が準決勝に進み1日3試合を2日間、計6試合で1人4試合し、上位4人が勝ち上がる。決勝は1日4試合で優勝者を決める。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)