8月2日に行われたプロ麻雀リーグ「Mリーグ」2021シーズンのドラフト会議で、セガサミーフェニックス・吉野慎一監督は、東城りお(連盟)を指名した。翌日3日には、YouTubeによる生配信で早速契約会見も行った。2019シーズン準優勝から一転、2018シーズンはまさかの最下位に終わり、新監督・新メンバーを入れて巻き返しを狙うチームのテーマは「挑戦」だ。
2020シーズンは魚谷侑未(連盟)、近藤誠一(最高位戦)、茅森早香(最高位戦)、和久津晶(連盟)という4人で臨んだセガサミーフェニックス。準優勝した2019シーズンと同じ布陣だったが、2020シーズンは大苦戦。茅森こそ+110.2の個人9位と奮闘したが、他の3人はマイナスに終わり、トータル▲396.7でまさかのレギュラーシーズン敗退となった。和久津が契約満了でチームを離れ、監督も人事異動により交代。2021シーズンは、まさに再スタートとなる。
ドラフト会議が“初仕事”になった吉野監督は、指名した東城について「魚谷さんが一番仲のいい方。来季は『挑戦』というキーワードを胸にセミファイナル、ファイナルと頑張っていきたいので、(東城にも)Mリーグという世界に対する挑戦をしてほしいです」と投げかけた。
リーグ初年度の2018シーズンから魚谷、近藤、茅森の3人は変わらず、和久津と東城が入れ替わる格好になったが「新しい風を入れたことによって、さらなる相乗効果を期待しています」と、東城を迎える形になる3人にとってもプラスに働くことを望んでいる。どん底を見た不死鳥は、どこまで大きく羽ばたくか。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)