日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、鳳凰戦A1リーグの第6節C卓が8月4日に行われ、勝又健志が卓内トップを取った。
直近3節は全てマイナスで、じりじりとプラスポイントを減らし続けていた勝又だが、今節はその鬱憤を晴らすような戦いぶり。1回戦2着から入ると、そこから怒涛の3連勝を飾り、全連対での1人浮きトップ。約90ポイントの上乗せで、一気にトータル暫定首位まで駆け上がった。
全14節と道のりも長いだけに「まだポイントで打牌選択をすることはないので、着実に自分の麻雀をして積み上げていきたいと思います」と慎重だったが、久々の快勝に表情もにこやかだった。
【試合結果】
1位 勝又健志 +90.4
2位 藤崎智 ▲18.6
3位 紺野真太郎 ▲19.3
4位 杉浦勘介 ▲52.5
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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