将棋の朝日杯将棋オープン戦の一次予選が8月5日に行われ、杉本和陽五段(29)が奥村龍馬アマに104手で勝利した。
先手の奥村アマが四間飛車、杉本五段が居飛車の対抗形で始まった一局は、中盤で形勢が行き来する混戦に。終盤にかけて奥村アマがリードする時間が長かったが、最終盤で抜け出した杉本五段が即詰みに討ち取った。奥村アマは午前中の対局で谷合廣紀四段(27)と190手に及ぶ戦いを制していたが、プロに連勝とはならなかった。
朝日杯は全棋士参加の早指し棋戦で、アマチュア10人、女流棋士3人も参加。直近の大会では藤井聡太王位・棋聖(19)が出場した4年のうち3回で優勝を果たしたことでも知られている。一次予選から本戦まで全てトーナメントで、優勝賞金は750万円だ。
(ABEMA/将棋チャンネルより)