将棋の朝日杯将棋オープン戦の一次予選が8月5日に行われ、行方尚史九段(47)が阿部健治郎七段(32)に84手で勝利した。行方九段は、第7ブロック準決勝に進出し、斎藤明日斗四段(23)との対戦が決まった。
相居飛車から阿部七段が雁木模様、行方九段が中住まいで序盤を進行すると、重苦しい展開から行方九段が徐々に抜け出してリード。そのまま中盤、終盤を制圧すると、阿部七段も見込みなしとして投了した。
朝日杯は全棋士参加の早指し棋戦で、アマチュア10人、女流棋士3人も参加。直近の大会では藤井聡太王位・棋聖(19)が出場した4年のうち3回で優勝を果たしたことでも知られている。一次予選から本戦まで全てトーナメントで、優勝賞金は750万円だ。
(ABEMA/将棋チャンネルより)