【米大リーグ】レンジャーズ0-5エンゼルス(8月5日・日本時間6日 アーリントン/グローブライフ・フィールド)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場したレンジャーズ戦で、チームメイトのマーシュが二塁から全力疾走でホームに生還。トレードマークの長髪とヒゲを振り乱し、さらに勢い余って飛ばしたヘルメットを“ヒールリフト”するという爆走でファンを沸かせた。
エンゼルスは3点をリードして迎えた6回、トッププロスペクトとして期待がかかる若手野手2人でチャンスを作る。22歳のアデルがセンター前ヒットで出塁すると、続く23歳のマーシュがサードへのバントでエラーを誘って無死二、三塁。ここで7番のホセ・イグレシアスがレフトへのヒットを放つと、二塁ランナーのマーシュが持ち前の脚力を見せつける。
レフトが打球処理にもたつく間に全速力で三塁を蹴ると、俊足を飛ばして一気にホームに突入。二塁からわずか6秒ほどで生還するそのスピードに、視聴者は「はええw」「マーシュ速いw」「まじびびったw」「速すぎて笑える」「マーシュの体格で爆走するだけで楽しいわ」と大盛り上がり。また走塁の勢いで落ちたヘルメットを、サッカーの“ヒールリフト”よろしくかかとでポーンと蹴り上げる珍しいシーンもあり、これも「ヘルメットw」「ヘルメット飛ぶ」「声出して笑っちゃった」「漫画みたい」「エンターテイナーだな」とファンの喝采を浴びていた。
見どころたっぷりの好走塁に、ABEMAの中継で実況を務めた節丸裕一アナも「しかしこれ、マーシュのスピード見てください!ヘルメットがかかとで蹴られて、とてつもなく弾んでいました」とハイテンションでコメント。守備や走塁のたびに自慢の長髪とヒゲを振り乱し、帽子やヘルメットを落としてもまるでお構いなし。7月にメジャーデビューを果たしたばかりのマーシュだが、躍動感あふれる全力プレーは日本のファンにもすっかりおなじみとなっている。大谷の活躍も手伝って、エンゼルスの個性的なチームメイトたちも注目を集めているようだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)