【米大リーグ】ドジャース-エンゼルス(8月6日・日本時間7日 ロサンゼルス/ドジャー・スタジアム)
エンゼルス大谷翔平投手がベンチスタートとなったこの試合で、選手やファンが一時騒然とするハプニングが起きた。7回2死からドジャースのケリー投手が投じた98マイル(約158キロ)のシンカー気味の1球が、球審の右胸を直撃。そのまま球審が横に倒れるという事態となった。
本人も周囲も肝を冷やした。100マイル近い剛速球を投げ込み続けるケリーだが、きれいなフォーシームだけでなく、超高速シンカーも投げ込むパワーピッチャー。この日も3番手で登板し、力で押しまくっていた。
ところがエンゼルスのホセ・イグレシアス内野の打席で、バッテリー間にサインミスがあったのか、外角寄りに構えていたバーンズのミットをかすることなく、98マイルのスピードボールが、球審の右胸を直撃。幸いプロテクターをつけていたところではあったが、すぐに横倒しになったこともあり、イグレシアスが慌てて様子を気遣うなど周囲も騒然とした雰囲気に。中継していたABEMAの視聴者からも「あぶねぇ」「これはやばい」「大丈夫!?」と心配する声が多く寄せられていた。
なお、その後は球審もほんのわずかな休憩を挟んだ後で、何事もなく試合を進行。球審がハードな仕事であることが示されるワンシーンとなった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)