日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる鳳凰戦A2リーグの第5節C卓が8月10日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、プロ麻雀リーグ「Mリーグ」のKADOKAWAサクラナイツで活躍する内川幸太郎が卓内トップを取った。
前日までにトータルの暫定順位が16人中最下位と苦しんでいた内川だったが、今節は大ブレイク。1回戦から役満・四暗刻をアガり勢いに乗ると、3回戦まで怒涛の3連勝。最終4回戦こそラスを引いたが、それでも+112.6の大勝利。マイナスポイントの大半を返済し、トータルの暫定順位も8つ上げて8位まで浮上し、降級圏内からの脱出にも成功した。「まだまだ中盤戦なので、今節のように次節も打ちたいと思います」と気を引き締めたが、表情はにこやかだった。
【試合結果】
1位 内川幸太郎 +112.6
2位 山田浩之 +7.4
3位 魚谷侑未 ▲28.5
4位 明石定家 ▲91.5
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
(C)日本プロ麻雀連盟チャンネル





