【米大リーグ】ブルージェイズ3-6エンゼルス(8月10日・日本時間11日 アナハイム/エンゼル・スタジアム)
エンゼルスの大谷翔平投手がブルージェイズ戦に「2番・DH」で先発出場。6回、大谷が第4打席を迎えた場面で、阪神タイガースでクローザーとして活躍したラファエル・ドリスがマウンドに上がった。するとその風貌が、大谷と打撃タイトルを争うゲレロJr.に似ていると話題に。ファンが「ゲレロ投げるの?」「二刀流やったんか」と盛り上がる一幕があった。
MVP候補の呼び声高い大谷とゲレロJr.の直接対決が注目を集めたダブルヘッダーの1試合目。8月に入ってわずか2安打と不振が続く大谷は、この試合でも第3打席まで快音は聞かれず。2死三塁のチャンスで迎えた大谷の第4打席、1点ビハインドのブルージェイズは2番手のソーントンに代えてドリスをマウンドに送る。4年にわたる阪神での活躍もあって日本の野球ファンにもおなじみの投手ながら、ブルージェイズのユニフォーム姿でマウンドに立ったところ、予想外の形で注目を集めることになった。
ドリスが投球練習をする姿が中継のカメラに捉えられると、ABEMAの視聴者からは「ゲレロ投げるの?」「ゲレーロに見えたわ」「ゲレロ投げるのかと笑」「二刀流やったんか」「ゲレロまで二刀流かと思った」と困惑気味のコメントが続出。顔自体はあまり似ていないものの、毛先を明るく染めた編み込みヘアやボリュームたっぷりのあごヒゲ、大柄な体格はたしかに両選手に共通した特徴だ。遠目に見るかぎりでは、ゲレロJr.まで大谷に倣って“投打二刀流”を始めたのか、と勘違いするファンがいてもおかしくはないかもしれない。
あらためてドリスと大谷の対決に期待が高まったものの、追加点を許したくないブルージェイズは申告敬遠を選択する。大谷は一塁上でゲレロJr.となにやら楽しげに談笑しつつ、無警戒のドリスのスキを突いて今季16個目の盗塁に成功。その後ゴスリンのタイムリーで快足を飛ばして生還し、無安打ながらもしっかりとチームの勝利に貢献した。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)