【米大リーグ】エンゼルス-アストロズ(8月15日・日本時間16日 アナハイム/エンゼル・スタジアム)
エンゼルス大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場し、4打数2安打でチームの勝利に貢献した。両リーグトップの39本塁打を放っており、期待された40号こそ飛び出さなかったが、三振を恐れないフルスイングで、いつでも一発が飛び出す雰囲気を醸し出し、ファンを魅了し続けている。
第1打席は一塁への内野安打、第3打席には痛烈なセンター前ヒットを放ち、6試合連続安打を記録した大谷だが、その他の2打席はいずれも空振り三振。10日(同11日)から打順が1番となり調子が上向きになったと言われ、23打数8安打2本塁打、打率.348と数字を残しているが、この間でもヒットと同じ数の8三振を喫している。
この日の2三振で、大谷は両リーグで5位にランクインする140三振に。トップの154三振に少しずつ近づいており、39本塁打(1位)、86打点(3位タイ)のように、メジャートップの成績も見えてきたが、今季の打率.271は三振ランク10位まで見ても最高の数字。追い込まれても合わせにいかず、フルスイングに徹していることがメジャー屈指の打球速度と本塁打数を生んでいる。
チーム119試合目の140三振は、年間162試合に換算すると約190三振というペース。試合数を超える三振をしても、大谷に向けられるチームやファンの期待が変わることはないだろう。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)