【米大リーグ】ヤンキース-エンゼルス(8月16日・日本時間17日 ニューヨーク/ヤンキー・スタジアム)
エンゼルス大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場し、2打席凡退で迎えた6回無死の第3打席では、ライトに大きなフライを飛ばしたものの、スタンドにはわずかに届かずライトフライに倒れた。
大谷は8月上旬にはスランプに陥ったものの、打順が1番になってからは完全に復調。直近6試合では全ての試合でヒットを放ち、その間の打率は.348と調子を上げていた。ボール球に手を出すことも減り、低めの変化球をうまくすくい上げる、速球にも振りまけずに弾き返すといった、本来の打撃が戻ってきた。
この日はメジャー2位の奪三振数を誇る好投手コールとの対戦。第1打席では99マイルの速球で空振り三振、第2打席は平凡なライトフライに打ち取られていたが、第3打席ではコールが投じた内角高めの98マイル(約158キロ)を弾き返し、打った瞬間にはファンも40号を期待する大歓声。ただ、打球角度がつきすぎたのか、上空高く舞い上がった打球は、フェンスまであと数メートルというところで失速した。
ただ、スランプ時にはライト方向への平凡なゴロも多かったが、調子を上げてからは雰囲気のあるフライ、ライナーも多く、3打席凡退の中でも好調ぶりを感じさせる内容になっている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)