【米大リーグ】ヤンキース-エンゼルス(8月16日・日本時間17日 ニューヨーク/ヤンキー・スタジアム)
エンゼルス大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場した試合で、ヤンキースのエース右腕コールの表情とリアクションが、ファンの間で話題となっている。
大谷は、メジャー2位の奪三振数を誇る好投手に第1打席は99マイル(約159キロ)の速球に空振り三飛。第2打席は低めの変化球にタイミングを外され、平凡なライトフライに倒れていた。最速100マイルの速球にシンカー、スライダーを駆使する好投手の前に、メジャートップの39本塁打を放っていた大谷も大苦戦。それでも徐々にタイミングを合わせながら、第3打席を迎えていた。
コールが思わず肝を冷やしたのは、カウント1-2からの6球目。球速こそ98マイル(約158キロ)出ていたが、内角高めやや甘く入ったところを、大谷も逃さずフルスイング。快音を残して弾けた打球は、今季両リーグ最速の40号かと思わせるほど高々と舞い上がった。
これを見たコールは、大きく左足を振り上げて、のけぞりながら打球の行方を見ることに。普段はクールな選手ではあるものの、ファンとも公言する大谷に一発を浴びたと思ったか大きなリアクションと、さらには完全にスタンドインを諦めたような表情で打球を見続けていた。
結果、打球は高く上がりすぎたため、ライトフェンス数メートル前で失速してのライトフライ。大谷にとっては残念、コールにとってはラッキーなシーンとなったが、これにコールはホッとしたような表情を浮かべることに。ヤンキースを引っ張るエースだからこそ、メジャー屈指の強打者となった大谷のパワーを間近に感じ、冷や汗をかくことになった。
この一連のシーンに、ABEMAの視聴者は大飛球に「いったー」「おしい!」と盛り上がる中、コールのリアクションにも反応が多数。「冷や汗ですね」「助かったーって顔してるw」「コール、やられたと思ったよな」「コールもいかれたとおもってるやん」「ピッチャー諦めてる」とコメントが殺到していた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)