将棋の藤井聡太王位（棋聖、19）が8月18日、お～いお茶杯王位戦七番勝負第4局で、豊島将之竜王（叡王、31）と午前9時から対局を開始した。大雨の影響により、対局場が佐賀県嬉野市の「和多屋別荘」から、関西将棋会館に変更になる中、2勝1敗の藤井王位は勝てば防衛に王手がかかる一局。豊島竜王は、奪取に向けてタイに戻せるか。
【中継】お～いお茶杯第62期王位戦七番勝負 第四局1日目 藤井聡太王位 対 豊島将之竜王
王位戦七番勝負は7月21、22日以来、約1カ月ぶりの対局となる両者だが、この間に「ダブルタイトル戦」となっている叡王戦五番勝負では3局を戦い、藤井王位が2勝1敗とリード。奪取に王手をかけている。藤井王位としては、王位を防衛、叡王を奪取で、史上最年少、10代としては初となる三冠を成し遂げたいところだ。
豊島竜王は、2つ合わせて「十二番勝負」で、どちらのタイトルも持っていかれるわけにはいかない。竜王戦七番勝負でもぶつかる可能性があるだけに、今後長く戦い続けるだろう後輩棋士にも、意地を見せつけておきたい。両者の対戦成績は豊島竜王が8勝5敗とリードしているが、ダブルタイトル戦に入った直近6局では、藤井王位が4勝2敗と勝ち越している（王位戦2勝1敗、叡王戦2勝1敗）。
持ち時間は各8時間の2日制で、先手は豊島竜王。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。また視点を変えられるマルチアングル放送も同時に実施中だ。
（ABEMA／将棋チャンネルより）
