藤井聡太王位、58手目を封じ手 豊島将之竜王と「相掛かり」の最新形で1日目終了/将棋・王位戦七番勝負第4局
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 将棋のお~いお茶杯王位戦七番勝負の第4局が8月18日に行われ、藤井聡太王位(棋聖、19)が58手目を封じ手とし、1日目を終了した。翌19日の午前9時ごろに封じ手が開封され、豊島将之竜王(叡王、31)の手番で2日目が再開する。形勢、持ち時間ともにほぼ互角。じっくりとした序盤を経て、激しい戦いに備えた格好だ。

【中継】お~いお茶杯第62期王位戦七番勝負 第四局1日目 藤井聡太王位 対 豊島将之竜王

 藤井王位の2勝1敗で迎えた本局は、相掛かりの出だしから進行。序盤早々の角交換から、豊島竜王が研究手順と見られる進行を選択。早くも関係者からは、その手順が注目を集めることになった。お互い一旦は持ち駒とした角を打ち込み、主張がぶつかり合うことにもなったが、形勢としては一方に大きく振れることなく、均衡が保たれたまま1日目の終了を迎えることとなった。

 王位戦七番勝負だけでなく叡王戦五番勝負でも戦っていることから「十二番勝負」とも称させる2人の対決だが、竜王戦では藤井王位が挑戦者決定三番勝負で永瀬拓矢王座(28)に第1局で先勝。30日に行われる第2局に勝利すれば、例年10月から行われる竜王戦七番勝負に進出し「十九番勝負」にもなる。実現すれば夏から秋、さらには冬にかけてまで、長い激闘が続く。

 持ち時間は各8時間の2日制で、先手は豊島竜王。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。また視点を変えられるマルチアングル放送も同時に実施中だ。

【封じ手時の残り持ち時間】

藤井聡太王位 4時間9分(消費3時間51分) 豊島将之竜王 4時間26分(消費3時間34分)

(ABEMA/将棋チャンネルより)

お~いお茶杯第62期王位戦七番勝負 第四局1日目 藤井聡太王位 対 豊島将之竜王
お~いお茶杯第62期王位戦七番勝負 第四局1日目 藤井聡太王位 対 豊島将之竜王
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第6期 叡王戦 五番勝負 第四局 豊島将之叡王 対 藤井聡太王位・棋聖
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