将棋のお~いお茶杯王位戦七番勝負の第4局が、8月19日に2日目を迎えた。前日18日に藤井聡太王位(棋聖、19)が封じた58手目「△6二金」が開封され、挑戦者の豊島将之竜王(叡王、31)の手番で、午前9時ごろに対局が再開した。藤井王位は勝てば防衛に王手の3勝目、豊島竜王は奪取に向けて2勝2敗のタイに戻せるか。現在は形勢、残り持ち時間ともにほぼ互角だ。
【中継】お~いお茶杯第62期王位戦七番勝負 第四局2日目 藤井聡太王位 対 豊島将之竜王
両者の過去の対戦は8勝5敗で豊島竜王がリード。ただ、叡王戦五番勝負と合わせた「ダブルタイトル戦」に入ってからの直近6局では、藤井王位が4勝2敗(王位戦2勝1敗、叡王戦2勝1敗)とリードしている。本局は相掛かりの出だしに。6月29、30日に行われた王位戦七番勝負第1局以来となり、それ以降の5局は全て角換わりだった。序盤から豊島竜王が工夫を見せたところに、藤井王位もすぐに対応。均衡が保たれたまま、1日目が終了した。
なお両者は中2日置いて22日に叡王戦五番勝負第4局、さらに中1日の24、25日に王位戦七番勝負第5局と、1週間で3局(5日間)戦うことになっている。
持ち時間は各8時間の2日制で、先手は豊島竜王。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。また視点を変えられるマルチアングル放送も同時に実施中だ。
【封じ手時の残り持ち時間】
藤井聡太王位 4時間9分(消費3時間51分) 豊島将之竜王 4時間26分(消費3時間34分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)