藤井聡太王位、好物「バターライス」の調理現場に潜入「これは絶対に美味しいはず」「あおりが上手い」とファン興奮
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 お~いお茶杯王位戦七番勝負で、タイトル防衛に向けて熱戦を繰り広げている藤井聡太王位(棋聖、19)。8月18、19日に行われる第4局は、九州地方の悪天候により対局場が、関西将棋会館に変更になった。タイトル戦では普段の対局以上に注目を集める「将棋めし」「勝負めし」だが、藤井王位はこの重要な一局で、1日目の昼食に好物の「バターライス」を注文した。この対局を中継しているABEMAでは、バターライスを提供している「イレブン」を取材。調理現場で披露された見事な手際に、視聴者からは「これは絶対に美味しいはず」「あおりが上手い」と興奮気味のコメントが多数寄せられることになった。

【動画】手際よく出来上がるイレブンの「バターライス」

 「イレブン」は、関西将棋会館の1階に入っている飲食店。内観は喫茶店、洋食店という雰囲気だが、提供しているメニューは洋食、和食と幅広い。将棋界では昼食、夕食の出前を注文する店としても有名で、プロになる前からこの店の味を知る棋士、女流棋士も多い。ABEMAのPPV佐々木大地五段(26)、長谷川優貴女流二段(25)が訪れ、食レポに挑戦することになったが、佐々木五段は同店の名物料理である珍豚美人をプライベートで食べ「出前でもいただいたことがあるんですが、店内でアツアツをいただいたら、おいしすぎてびっくりしました」と、そのクオリティーの高さに目を丸くしていた。

 「バターライス」は、藤井王位が普段の対局でよく注文をすることで有名なメニュー。きのこが苦手なため、マッシュルーム抜きで頼むことも、各メディアで取り上げられてきた。佐々木五段によると「あっさりで、さらさらと食べられる」という口当たりの軽さも特徴で、調理場から心地よい音が聞こえ始めると「お米をパラパラさせているこの音がいいですね」と、耳でも味わい始めていた。

 中継のカメラが調理場の様子をアップで映すと、手際よくフライパンを返し、バターライスが何度も舞い上がっていた。これにはファンも大興奮。「いやマジで美味そうだ」「これは嬉しいねwバターライスができるまで」「火力がすげえ」など、藤井王位の胃袋を支える一品が出来上がる過程を目で楽しんでいた。

 出来たてのバターライスを食べたのは、プロ入り前からよく食べていたという長谷川女流二段。目の前に運ばれてくるやいなや「アツアツですね。においだけで、おいしいのが伝わってくる」と目を輝かせると、一口食べた直後に「『これだな』って感じがします」としみじみ。「毎日でも食べたいですね。海老もいっぱい入っているのがポイントです」と、すっかり堪能していた。

 なお、関西将棋会館は老朽化を理由に移転をすることが決まっている。「イレブン」は新会館には移転しないことが知られており、対局中の出前注文はできなくなる。藤井王位はあと何回、対局中に注文し勝利に結びつけるだろうか。ただ、移転後でもきっとその味を求めて、再訪するに違いない。

(ABEMA/将棋チャンネルより)

レストラン イレブンのバターライス
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お~いお茶杯第62期王位戦七番勝負 第四局2日目 藤井聡太王位 対 豊島将之竜王
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