将棋の藤井聡太王位（棋聖、19）が8月19日、お～いお茶杯王位戦七番勝負第4局で、豊島将之竜王（叡王、31）と現在対局中だ。相掛かりで始まった一局は2日目に入り、午後0時30分までの昼食休憩までに、77手目まで進行。形勢は互角、残り持ち時間では豊島竜王がややリードしている状況だ。2勝1敗とリードする藤井王位にとっては、本局に勝利すれば防衛に王手。棋聖に続く防衛にさらに前進できるか。
【中継】お～いお茶杯第62期王位戦七番勝負 第四局2日目 藤井聡太王位 対 豊島将之竜王
両者は王位戦七番勝負、さらに叡王戦五番勝負と「十二番勝負」を戦っているが、直近の5局は全て角換わり。本局は6局ぶりに相掛かりの出だしになった。豊島竜王が意表を突いたと見られたが、藤井王位も長考の末に対応。1日目は57手目まで進んだが、形勢は大きく揺れず均衡が保たれたまま終了した。
明けて2日目は、藤井王位が封じた58手目から再開。昼食休憩までに3時間30分が経過したが、再開から20手進行。駒の損得もなく、これからが本格的な中盤だ。
なお両者は王位戦、叡王戦に続き竜王戦でも七番勝負を戦う可能性が残っており、30日に行われる挑戦者決定三番勝負の第2局で藤井王位が永瀬拓矢王座（28）に勝利すると、3つのタイトルをかけて戦う「十九番勝負」が実現する。
持ち時間は各8時間の2日制で、先手は豊島竜王。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。また視点を変えられるマルチアングル放送も同時に実施中だ。
【昼食の注文】
藤井聡太王位 みそ煮込みうどん 豊島将之竜王 プレミアム和牛ハンバーグステーキ
【昼食休憩時の残り持ち時間】
藤井聡太王位 2時間18分（消費5時間42分） 豊島将之竜王 3時間（消費5時間）
（ABEMA／将棋チャンネルより）
