IT企業が注目する「メタバース」の普及でどうなる?EXIT兼近大樹「実社会での生き方が雑になりそう」
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 実社会に近いレベルで自由な活動ができるデジタル世界で、“次のインターネット空間”ともいわれ急速に注目を集めている「メタバース」。日本でもグリーが子会社を通じて事業参入を発表。世界の人とスポーツゲームなどを楽しめるバーチャルライブ配信アプリ「REALITY」で億単位のユーザー数を目指すという。

・【映像】メタバースって何?次のインターネット空間とも 既存のVRとの違いは

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 メタバース事業に詳しい株式会社Tokyo Otaku Modeの安宅基氏は「独自の経済圏が構築されるのは従来のバーチャル空間と同様だが、複数のサービスやプラットフォームが乗り入れ、さらにブロックチェーン技術が用いることにより、一部のサービス運用会社が倒産するなどしてもユーザーは持続可能だ。そのため、仮想空間内に様々な産業が生まれることも予想され、メタバース内のユーザー人口が増えていけば、もう一つの国家、第二の地球のような世界が構築されるのではないか」と予想。また、デジタルの領域は資源が無限なので、それらを奪い合うような戦争も起こりにくいのではないかと話す。

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 慶應義塾大学特任准教授でプロデューサーの若新雄純氏は「若新氏は「面白そうだが、例えばゲームのスコアが実社会における学歴や偏差値みたいなものになるなど、マウンティングする世界が永遠に続くことになるのだろうが、実社会ではイマイチだけど、こっちでは新しい序列の中で活躍できる、という人も増えると思う」とコメント。EXIT兼近大樹は「実社会で失敗しても別にいいやと思うようになって、雑な生き方になりそう」と笑っていた。(ABEMA/『ABEMA Prime』より)

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