【米大リーグ】インディアンス3-0エンゼルス(8月22日・日本時間23日 ウイリアムズポート/BB&Tボールパーク・アット・ヒストリック・ボーマン・フィールド)
エンゼルスの大谷翔平投手が、インディアンス戦に「1番・DH」で先発出場。1死一・三塁、一打同点の場面で迎えた第4打席に四球で歩かされると、一塁ベースコーチを走塁用の手袋で「ペチッ」と叩く珍しいシーンがあった。3点ビハインドながら一発が出れば同点というチャンスで見せた、どこかキュートで、悔しさが滲み出た振る舞いに、ファンからは「コーチをはたいたw」「どんな関係なんだ」といったツッコミが相次いで寄せられた。
2017年より、リトルリーグのワールドシリーズと合わせて開催されている「リトルリーグ・クラシック」の同試合。第1打席に2試合ぶりのヒットを放った大谷は、すかさず今季19個目の盗塁を決め、試合を観戦する野球少年たちの前で持ち前の打撃力と機動力を見せつけた。その後、四球、空振り三振を経て迎えた8回の第4打席は、1死一・三塁の大チャンス。4試合ぶりの41号が出れば一気に同点という場面だけに、少年ファンからも熱烈な「ショーヘイ」コールが送られた。
しかしフルカウントからインディアンスの2番手・カリンチャクが投じた7球目は明らかに外角高めに外れたボール球。これを見送って四球を選んだ大谷は、バックネット裏の少年たちの残念そうなため息が漏れる中、渋々といった様子で一塁へ歩いていく。すると何を思ったか、ベース付近を足で掃いていた一塁ベースコーチの肩を走塁用の手袋で「ペチッ」と軽くひと叩きして苦笑い。自身はしっかりとチャンスを広げた一方、チャンスで勝負を避けられた悔しさが滲み出たワンシーンとなった。
気心の知れた間柄ならではの親しげなコミュニケーションと愛嬌あふれる仕草に、ファンからは「叩くなw」「ぺし」「コーチをはたいたw」「八つ当たりw」「コーチとどんな関係なんだw」といったツッコミが続出。なお、1死満塁と走者一掃で同点という状況にあったエンゼルスだったが、続くフレッチャーがダブルプレーに倒れてチャンスを逸し、3対0の完封負けを喫した。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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