【米大リーグ】オリオールズ-エンゼルス(8月24日・日本時間25日 ボルティモア/オリオール・パーク・アット・カムデン・ヤーズ)
エンゼルスの大谷翔平投手が敵地でのオリオールズ戦に「1番・DH」で先発出場し、第1打席は空振り三振に倒れた。初球から豪快なフルスイングでホームランを狙いに行った場面では、バットから抜けた左手を揺らしておどけた表情を見せる場面も。ファンからは「いけそうな球だった」「狙ってるw」と5試合ぶりの41号を期待する声が上がった。
大谷にとって、アメリカン・リーグのホーム球場で唯一ホームランの経験がないボルティモアのオリオール・パークでの同試合。勝率.309、チーム防御率5.79、被本塁打189はいずれもリーグ最下位で、かつ18連敗中と泥沼のオリオールズが相手だけに、試合前から打撃タイトル獲得に向けた「稼ぎどころ」だと指摘する声も寄せられた。
そんな相手ということもあって、試合開始直後から大谷は積極的な姿勢を見せる。オリオールズの先発右腕・ワトキンズが投じた89マイル(約143.2キロ)の初球がやや甘く入ると、これを豪快にフルスイング。バットが空を切った勢いで左手のグリップが外れ、大谷はバツが悪そうに下唇を突き出して「痛てて…」と手を揺らした。
明らかに一発狙いの強振に、実況の節丸裕一アナも「いきなりホームランを狙いにいったようなスイングでした」とコメント。ABEMAの視聴者からも「いけそうな球だった」「狙ってるw」「これはいけそう」「めっちゃ振ってる」「今日なんか打ちそうな気がする」「当たればホームラン」と期待の声が続出したものの、第1打席は7球目のカットボールに空振り三振。2回の第2打席はレフトへの大飛球に倒れている。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)