ストレートと球速差45キロ!大谷翔平のスローカーブで打者もポカーン「始球式w」「これはいいカーブ」
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【米大リーグ】オリオールズ-エンゼルス(8月25日・日本時間26日 ボルティモア/オリオール・パーク)

【動画】大谷翔平の「始球式」なスローカーブ

 エンゼルスの大谷翔平投手が「1番・投手」で先発出場し、5回84球を投げて4失点、被安打5、7奪三振で勝ち負けはつかなかった。19連敗中のオリオールズ打線に3被弾を喫するなど予想外の苦戦を強いられるも、直球との球速差が約45キロというスローカーブを織り交ぜるなど緩急を活かしたピッチングを披露。相手打者も思わず虚を突かれる緩いボールで「69マイルw」「すごいのきたな」とファンを沸かせた。

 初回のマウンドに上がった直後の1球目、オリオールズの1番・マリンズに出会い頭のホームランを浴び、さらに2死から4番のサンタンダーにも14号ソロを被弾した大谷。8月は3試合で20回を投げ、3勝0敗、防御率1.80と投手として月間MVP級の活躍を見せていたものの、この日は連敗をストップしようと躍起になるオリオールズ打線を相手に苦心しながらのピッチングとなった。

 味方打線が奮起して6対2とリードして迎えた4回、大谷は先頭のサンタンダーに対して、初球から意表を突いたスローカーブを投じる。ほぼど真ん中に入った69マイル(約111キロ)の緩いボールながら、サンタンダーは手が出ず。最速97マイル(約156.1キロ)を記録したストレートとの球速差は約45キロと、力押しだけではない引き出しの多さを見せつける一球となった。

 ピッチングの教科書のような緩急を活かしたボールに、ファンからは「始球式w」「これはいいカーブ」「69マイルw」「すごいのきたな」「舐めボールw」「たまにやるよね」「緩いw」といったコメントが殺到。しかし大谷にとっては苦しさの裏返しの試行錯誤でもあったようで、サンタンダーにライト前ヒットを打たれると、続くスチュワートに11号2ランを被弾。5回4失点で勝ち投手の権利を得て降板した大谷だったが、その後リリーフが崩れてオリオールズが逆転。本調子ではない中でも先発として試合を作ったものの、今季9勝目とはならなかった。

ABEMA『SPORTSチャンネル』)

大谷翔平 初球はスローカーブ
大谷翔平 初球はスローカーブ
エンゼルス vs オリオールズ 2021.8.26
エンゼルス vs オリオールズ 2021.8.26
SPOZONE
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