【米大リーグ】オリオールズ-エンゼルス(8月26日・日本時間27日 ボルティモア/オリオール・パーク)
エンゼルスの大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場し、第1打席に7試合ぶりとなる41号ソロを放った。非常に滞空時間の長い先頭打者ホームランに、日本のファンも騒然。「今ので入るのかよ!」「外野フライだと思った…」と驚きの声が上がっている。
前日に行われた試合に「1番・投手」として二刀流出場を果たすも、打っては4打数無安打、投げては5回4失点で勝ち負けつかずと、やや不完全燃焼に終わっていた大谷。そんなモヤモヤを吹き飛ばすかのように、この日は試合開始直後の第1打席から豪快なバッティングを見せつける。
オリオールズの先発左腕・エイキンが投じた2球目、甘く入った変化球を捉えると、打球はライト方向への大きなフライ。非常に高く上がった“ムーンショット”はグラウンドに落ちることなく、ライトスタンドの立ち見席に着弾する。ABEMAで実況を務めた近藤祐司アナは、さっそくおなじみの名調子「It is gone!!」を響かせた。
深夜の中継を見守っていた日本のファンも一瞬にして目が覚めたようで、「うおおおおお」「きたああああ!」「いきなりいった!」「ゴーンヌ!!」「起きててよかった」「目覚めの一発!」と大興奮。さらに「今ので入るのかよ!」「外野フライだと思った…」「普通の打者ならフライだろw」「あれでホームラン?」「異次元すぎ」など、一見してライトフライのような当たりをスタンドまで届かせるパワーにあらためて驚嘆の声が寄せられた。
7試合ぶりの41号ソロで本塁打王を争うゲレロJr.(ブルージェイズ)との差を再び5本に広げた大谷は、同時にアメリカン・リーグ全球団の本拠地での本塁打を達成。投手陣が崩壊気味のオリオールズ戦は3連戦の前から「稼ぎどころ」と目されていただけに、ファンからは「あと1本は見たい」「今日は2本いける!」「2本目期待」といった期待の声も上がっていた。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)