将棋の藤井聡太王位・棋聖(19)が8月30日、竜王戦挑戦者決定三番勝負の第2局で、永瀬拓矢王座(28)と現在対局中だ。戦型は「相掛かり」になったが、研究を進めていた形だったか、藤井王位・棋聖は序盤からスピーディーかつ積極的な指し回し。これに永瀬王座も応じ、午前中から激しい展開になっている。
【中継】竜王戦 挑戦者決定三番勝負 第二局 藤井聡太王位・棋聖 対 永瀬拓矢王座
藤井王位・棋聖は、棋聖、王位と続けて防衛を果たし、タイトル通算4期に。現タイトル保持者である豊島将之竜王(叡王、31)とは、お~いお茶杯王位戦七番勝負を戦ったばかりで、叡王戦五番勝負でも2勝2敗と激戦を繰り広げている。この竜王戦でも挑戦権を得れば、今年3つ目のタイトル戦での対決だ。
永瀬王座は、1日から木村一基九段(48)を挑戦者に迎え、王座戦五番勝負が開幕。V3を目指す。藤井王位・棋聖とは普段から練習将棋を重ねる間ながら、対戦成績では1勝5敗と負け越し。これまでもタイトル挑戦をかけた戦いでぶつかっており、この三番勝負では先輩の意地と粘りで、竜王初挑戦をもぎ取りたいところだ。
注目された戦型は、藤井王位・棋聖が相掛かりを採用。自由かつ分岐も多い戦型として知られる中、藤井王位・棋聖が事前研究を感じさせる早い指し手を序盤から披露。ABEMAで解説している及川拓馬六段(34)も「これは予定(研究)ですよ。藤井王位・棋聖はあまり激しい変化を好まれない方。ただ、相掛かりの先手では結構突っ込んでくる」と指摘した。
持ち時間は各5時間で、先手は藤井王位・棋聖。ABEMAでは、この対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
藤井聡太王位・棋聖 和風山椒ポークカレー 永瀬拓矢王座 肉豆腐弁当・バナナ・カロリーメイト
【昼食休憩時の残り持ち時間】
藤井聡太王位・棋聖 4時間12分(消費44分) 永瀬拓矢王座 4時間(消費1時間)
(ABEMA/将棋チャンネルより)