【米大リーグ】エンゼルス-ヤンキース(9月1日・日本時間9月2日 アナハイム/エンゼル・スタジアム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」でヤンキース戦に先発出場。第1打席は相手エースのゲリット・コールのパワフルな速球に力負けする形で空振り三振に倒れた。ど真ん中に100マイル近い速球を連発するコールの真っ向勝負に、ファンからは「熱い対戦」「見応えあったわ!」と興奮気味のコメントが上がっている。
前日の試合ではホームスチールを含む2盗塁を記録し、足でファンを沸かせた大谷。バッティングでも豪快な一発に期待が集まる中、サイ・ヤング賞候補の呼び声も高い好投手のコールとの対戦が大きな注目を集めた。
そんなファン心理に応えるかのように、コールは大谷を相手に力と力の真っ向勝負を持ちかける。カウント2-1からの4球目に99マイル(約159.3キロ)を記録して追い込むと、5球目の決め球もど真ん中への98マイル(約157.7キロ)。球速表示以上にパワフルなフォーシームの勢いに押されたのか、大谷のバットは豪快に空を切って空振り三振に倒れた。
ABEMAで実況を務めた熊谷龍一アナは「相当力を入れた感じでいったんでしょう!99、98(マイル)!さすがの大谷もバットに当てることができませんでした」とコールの闘志あふれるピッチングを称賛。ファンからも「ねじ伏せられた」「真剣勝負」「さすがコール」「エースの投球だな」「熱い対戦」「見応えあったわ!」「悔しいけどコールかっこいい」といったコメントが続々と寄せられた。
なお3回の第2打席、6回の第3打席でも同様の真っ向勝負が繰り広げられ、大谷は豪腕コールの前に3打席連続の空振り三振を喫した。コールは6回を投げ終え、被安打4、1失点ながらも13奪三振の快投を見せている。試合は6回を終え、3-1とヤンキースが2点をリードしている。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)