<大相撲九月場所>◇初日◇12日◇東京・両国国技館
前頭五枚目・宝富士(伊勢ヶ濱)が前頭六枚目・宇良(木瀬)を押し出した一番で、元横綱・若乃花の花田虎上氏が「小兵が最もやられたくない相撲」と振り返った。
レスリング経験者の技巧派で、ファンから"宇良スペシャル"と呼ばれる反り技を得意とすることでも知られる宇良。身長176cm、体重147kgと"小兵力士"として相撲ファンにはお馴染みだが、初日の取組では、宝富士を相手に仕切り線から離れて立ち合った。
頭から当たっていった宇良に対して、正面で受け止めた宝富士。土俵中央で探り合いをするなか、宇良は状況を打開しようと攻めて出るが、宝富士は冷静に腰を落として宇良を土俵の外へと押し出した。
ABEMAで解説を務めた花田虎上氏は「宝富士は常に正対して、宇良を真正面に置いていました。これは小兵が最もやられたくない相撲です」「小兵に対してはこう攻めるというお手本のような相撲でしたね」と宝富士を絶賛した。(ABEMA/大相撲チャンネルより)
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