将棋の藤井聡太王位・棋聖(19)が9月13日、叡王戦五番勝負の最終第5局で、豊島将之叡王(竜王、31)と午前9時から対局を開始した。シリーズ成績は2勝2敗のタイで、勝者がタイトルの獲得に成功。藤井王位・棋聖が勝てば、史上最年少、10代としては初となる三冠を達成する。
【中継】叡王戦 五番勝負 第四局 豊島将之叡王 対 藤井聡太王位・棋聖
藤井王位・棋聖と豊島叡王は今年度、お~いお茶杯王位戦七番勝負でも対戦。藤井王位・棋聖が4勝1敗で防衛に成功した。叡王戦と同時期に行われたことで「ダブルタイトル戦」とも呼ばれたが、この2つのタイトル戦を合わせると、藤井王位・棋聖が6勝3敗(叡王戦2勝2敗、王位戦4勝1敗)とリード。ただ通算では豊島叡王が9勝7敗と、2つ勝ち越している。
藤井王位・棋聖は、本局に勝利すると羽生善治九段(50)が持つ22歳3カ月を大幅に更新する19歳1カ月という、最年少三冠の記録を樹立。10代での達成は初となる。また、両者は10月からの竜王戦七番勝負でも対戦することが決まっており、王位戦、叡王戦と合わせて「十九番勝負」とも呼ばれている。この一局で記録を塗り替えるか、そのチャンスが竜王戦まで持ち越しとなるか。
持ち時間は各4時間で、振り駒の結果、先手は藤井王位・棋聖。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。また、また、視点を変えられるマルチアングル放送も同時に実施中だ。
(ABEMA/将棋チャンネルより)