
日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、鳳凰戦A1リーグの第9節A卓が9月14日に行われ、プロ麻雀リーグ「Mリーグ」のTEAM雷電でも活躍する黒沢咲が卓内トップに立った。
TEAM雷電でチームメイトの瀬戸熊直樹との「雷電対決」にも注目が集まった今節だが、黒沢が1回戦、2回戦と連続トップで前半戦から圧倒。後半の3、4回戦も2着3着とラスなしにまとめ、+65.5と大きなポイントを手に入れた。上位3人までが決定戦に進出する中、5節を残してついに暫定トップに。「来週もまた対局なので今日の感覚を忘れないように頑張りたいと思います」と気持ちを引き締めていた。
【試合結果】
1位 黒沢咲 +65.5
2位 西川淳 +4.0
3位 杉浦勘介 ▲11.9
4位 瀬戸熊直樹 ▲57.6
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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