ラ・リーガ第34節が5月1日に行われ、バルセロナとマジョルカが対戦した。マジョルカのMF久保建英はベンチスタートとなった。

 試合は25分、ジョルディ・アルバの浮き球のスルーパスから抜け出したメンフィス・デパイがワントラップから右足を振り抜き、ホームのバルセロナが先制に成功した。28分には先発出場していたジェラール・ピケが負傷交代を余儀なくされるアクシデントがあったものの、このままのリードで前半を折り返した。

 後半に入り、54分にはフェラン・トーレスのシュートの跳ね返りを拾ったセルヒオ・ブスケツが左足でゴール右下に突き刺し、バルセロナはリードを2点に広げた。

 追いかけるマジョルカは59分に久保とクレマン・グルニエを投入。対するバルセロナは75分にアンス・ファティとウスマン・デンベレを投入した。なお、負傷明けのファティにとっては今年1月以来、約3カ月ぶりの公式戦出場となった。

 マジョルカは79分にセットプレーからアントニオ・ライージョのゴールで1点を返したものの、反撃はここまで。このまま逃げ切ったバルセロナが、本拠地『カンプ・ノウ』でのリーグ戦連敗を「3」で止め、4試合ぶりの勝利で、2位をキープした。一方、連勝を逃したマジョルカは敗れたものの、他チームの結果から残留圏内となる16位をキープしている。

 次節、バルセロナは7日にアウェイでベティスと、マジョルカは同日にホームでグラナダとそれぞれ対戦する。

【スコア】
バルセロナ 2-1 マジョルカ

【得点者】
1-0 25分 メンフィス・デパイ(バルセロナ)
2-0 54分 セルヒオ・ブスケツ(バルセロナ)
2-1 79分 アントニオ・ライージョ(マジョルカ)