アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が、途中交代となった日本代表DF冨安健洋の状態に言及した。5月1日、クラブ公式サイトが伝えている。

 4月23日に行われたプレミアリーグ第34節マンチェスター・U戦の終了間際に途中出場し、約3カ月ぶりに戦列復帰を果たした冨安は、5月1日に行われた第35節ウェストハム戦に先発出場。リーグ戦では1月1日に行われた第21節マンチェスター・C戦以来となるスタメン出場だったが、78分に自らボールを外へと蹴り出し、ピッチに倒れ込み、左ふくらはぎを抑える仕草を見せながら、そのままセドリック・ソアレスとの交代でピッチを後にした。

 再び負傷したことが心配されている冨安だが、アルテタ監督は試合後、「冨安はとても長い間離れていて、これ以上続けることができなかったというだけだ」とコメント。さらに、冨安の状態が心配かと聞かれると、「ノー」と否定しつつ、「問題がないことを願っている」と語った。

 なお、アルテタ監督はリーグ戦31試合ぶりの欠場となったイングランド代表DFベン・ホワイトと、先発出場したものの、足を痛めて途中交代となった同代表FWブカヨ・サカの状態についても次のように説明した。

「ベンはマンチェスター・U戦で負傷した。筋肉に問題を感じたようだ。どのような状態か確認するために、今後数日中に評価しなければならない。ブカヨは大丈夫だ。彼は本当に疲れていて、軽傷から回復したばかりでもあった」